日本エネルギーパス協会

家の燃費を見える化してますか?

盛岡で講演

本日は、岩手県の盛岡にて講演させていただきました。

事前に地元のご婦人方に少しだけ生活ぶりなどをお伺いすることが出来ましたが、どうやら結構な光熱費をお支払していることが一般的な地域のご様子。

また、寒いのを嫌がるお施主様が多く「クレームが怖い」との情報もあり、ニュアンス的には暖房設備が過剰設置されていそうな雰囲気を感じました。過剰設備は寒さを確実に取り除くには堅いとは思いますが、過剰設備のつけは施主の支払い増として後々重くのしかかってくることになります。

個人的な感想としては、少し手間をかけても燃費計算をし、個々に仕様検討をする価値はあるのではないかと思いました。

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勿論寒冷地ですからしっかりと対応している工務店さんには「今更なにを」というお話ではありますが、「家の燃費」をビジネス発想で考えると・・・・といういつものお話をお伝えいたしました。(最近私これしか話してない気が・・・)

本日ご参加いただいた皆様、お忙しい中話を聞いていただきありがとうございました。ほんの少しでも東北に低燃費住宅が増える一助になれば幸いです。

この記事を書いた人

今泉 太爾
日本エネルギーパス協会代表理事。不動産仲介業を行う中で、築年数で価値が決まってしまう日本の建物評価制度に疑問を持ち、世界基準のサスティナブル建築・省エネ住宅をつくるために、2011年から「低燃費住宅」を全国展開。国土交通省不動産市場流通活性化フォーラム委員、住宅のエネルギー性能の表示のあり方に関する研究会委員を歴任。現在長野県環境審議会地球温暖化対策専門委員を務める。

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